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要点をざっくり
- 安倍晋三首相は2日、自民党役員人事と内閣改造を行い、女性としては唯一、片山さつき参院議員が地方創生担当相として初入閣しました。
- 片山さつき議員といえば、自他共に認めるエリートで、失言女王。
- 記者たちは「狙うは片山さつき」とも言っているようです。
片山議員はエリート中のエリート
今回の内閣改造で女性としては唯一、片山さつき参院議員(59)が地方創生担当相として初入閣しました。
参照:ビジネスジャーナル
片山さつき議員といえば、自他ともに認める「エリート中のエリート」です。
東大法学部を卒業後、1982年に旧大蔵省に入省。
在職中にフランス国立行政学院に留学し、女性初となる主計局主査、その後に主計局主計官などを歴任し、2005年の衆院選に自民党から出馬し、初当選しました。
小学校時代から『開校以来の天才』『神童』と言われた片山議員は、大手予備校の全国模試で1位になった経験もあるとのことですが、そのため、この『神童』の感覚は、常人とはかけ離れているようです。
土下座も辞さない片山議員
2009年の選挙で、「小泉チルドレン」であった片山議員は、「チルドレンの星」といわれていました。
この選挙の際に、静岡7区の片山議員(当時50)がとった行動は、支持者の前での土下座でした。
浜松市中区で衆院解散前に開かれた片山議員の事務所開きの際に、約1500人の支持者を前に、壇上で土下座しました。
参照:ANNニュース
片山議員は、「伏してお願い申し上げます」と、支持者の前で土下座をするという「土下座行脚」を行いました。
さらに「私が着ているのは580円のTシャツ、980円のズボン」ということを強調して、「東京大卒のエリートでセレブ」というレッテルをはがすのにも躍起になりましたが・・・。
それでも、選挙では惨敗。
しかし2010年には、また参議院議員として返り咲きました。
片山議員は、目的のためには手段を選ばない人間としても知られています。
今回の入閣の理由
片山議員は、今回の入閣について、もともと入閣の推薦リストには載っていなかったものの、沖縄県知事選に自ら志願して応援に駆けつけ、候補者とは別行動で那覇の街をねり歩くなどの猛アピールを行いました。
それで、「他に女性の適任者がいなくてお鉢が回ってきた」とも報じられています。
また、「『モリカケ』問題の時に自民党のスポークスマンとして、野党に反論を展開した功労で初入閣した。」
「うるさいから、とりあえずポストをあてがっておいた」
などともメディアで書かれています。
片山議員をよく書いている記事は見当たりません。
片山議員のキョーレツなパワハラと失言
この片山議員は、勉強ができすぎる人の特徴でもある、『一般常識』に欠けている様です。
秘書がよく辞めるので有名だとか。
「あなたはバカなんだからバカなりに頑張ればいいの‼︎」と罵倒されている秘書もいると文春では書かれています。
このセリフ、「このハゲ~!」「ちーがーうーだーろー!」 の、同じ東大法学部卒業の豊田真由子元議員と被ります。
参照:FNNニュース
片山議員は事あるごとに、東大法学部卒業以外の人間に対して「あの方達は東大法学部卒じゃないから」というとのこと。
また、タレント議員を毛嫌いしており「今井絵理子と一緒に企業回りしたけど、三原じゅん子以下だったわ」とも話したそうです。
野心家の片山議員のことですから、安倍首相も東大卒ではないので「バカ」ということになり、いつかは「頭のいい自分が首相に」と思っているのではないのでしょうか。
勉強は「神童」でも、政治に対する姿勢はただの子供では、豊田元議員や失言で辞職していった議員の二の舞になるのは火を見るより明らかです。